フランス旅行記(パリ)
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パリ市内 |
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いよいよ最後の観光地パリです。
午前中はバスに乗ってパリ市内をまわります。まずはエッフェル塔です。

シャイヨ宮から見た
エッフェル塔 |
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公園側から見た
エッフェル塔 |
1898年のパリ万国博覧会のために鉄骨技師ギュスターヴ・エッフェルによって建設されました。
建設当初はパリの町並みに合わないと多くの人々の批判を受けたそうです。
続いては、アンヴァリッドです。アンヴァリッドとは「廃兵院」のことです。
1671〜1676年にかけて、時のフランス国王ルイ14世によって建設されました。ルイ14世は好戦的な国王で、オランダ戦争、フランドル戦争、スペイン継承戦争など常に外国と戦争していました。

アンヴァリッド |
ルイ14世は病院や宿舎を兼ねたアンヴァリッドを建設して負傷者たちを収容しました。現在は軍事博物館になっているそうです。
軍事博物館の後ろに頭だけ見えているのは、ドーム教会です。
ドーム教会は、ナポレオンの墓所です。

ドーム教会 |
1769年にコルシカ島で生まれたナポレオンは戦争で手柄を立てて出世し、1804年、フランスの皇帝に即位します。神聖ローマ帝国を滅亡させ、オランダ、ベルギー、イタリア、スペインなども征服していきます。しかし、ロシア遠征に失敗して1814年に退位します。
翌年に再び皇帝に即位しますが、ワーテルローの戦いに敗れ、またも退位に追い込まれます。そして今度は大西洋上に浮かぶ絶海の孤島セント・ヘレナ島に流され、そこで亡くなりました。
1840年にセント・ヘレナ島から帰還したナポレオンの遺体は1861年に甥のナポレオン3世によって、このドーム教会に安置されました。

フォッシュ元帥の騎馬像 |
右の写真はシャイヨ宮に立っているフォッシュ元帥の騎馬像です。
フォッシュ元帥は、第一次世界大戦で活躍した将軍だそうです。彼の遺体もドーム教会に安置されているそうです。
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