オーストリア旅行記(ウィーン)
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シェーンブルン宮殿 |
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いよいよ最後の観光です。今日は1日ウィーンを観光します。
8時30分にホテルを出発し、まずはシェーンブルン宮殿に向かいます。
シェーンブルン宮殿は、13世紀〜20世紀初頭にかけてオーストリアを統治したハプスブルク家の宮殿です。

シェーンブルン宮殿 |
1569年にハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世が狩猟用の館として建設したのが起源で、その息子マティアス皇帝が狩猟中に見つけた「美しい泉(シェーナー・ブルネン)」が名前の由来です。
1683年、ウィーンは20万人を超えるオスマン・トルコ軍に包囲されますが、ハプスブルク家はポーランドなどの支援を得て撃退に成功します。
1695年、皇帝レオポルト1世はバロック建築の巨匠と呼ばれたヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハにトルコ軍に破壊されたシェーンブルン宮殿の再建を命じます。

宮殿前のフランス式庭園 |
18世紀、女帝マリア・テレジアは、1744〜1749年にかけて大規模な改修工事を行います。彼女の時代、この宮殿には1441の部屋があり、1000人を越す使用人が宮殿で働き、宮廷文化は黄金時代を迎えます。
現在、公開されているのは41部屋で、見学コースによって見学できる部屋数が異なります。
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神話をモチーフにした彫像 |
マリア・テレジアやマリー・アントワネットの前でモーツァルトが御前演奏を行ったという「鏡の間」や”シシィ”の愛称で親しまれた「エリザベート皇后のサロン」、ベルサイユ宮殿の「鏡の廻廊」に匹敵する4000本のロウソクが灯された「大ギャラリー」などを見学して回りました。写真撮影は禁止でした。
宮殿を見学した後は、30分ほど庭園を散策します。

庭園と丘の上に建つグロリエッテ |
庭園には動物園や植物園があるそうです。丘の上にはプロイセンへの勝利を記念してつくられたグロリエッテがあります。
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