オーストリア旅行記(ザルツカンマーグート)


ザンクト・ヴォルフガング散策


 今日はザルツブルクを東に向かい、ザルツカンマーグートに立ち寄ってからグラーツに向かいます。ホテルをチェックアウトして、スーツケースをバスに乗せたら8時45分に出発です。
 
 ザルツカンマーグートは美しい景色が続く湖水地帯です。ザルツカンマーグートという地名は、「塩の御料地」を意味していて、この辺りでは古くから岩塩が採掘されました。塩は「白い黄金」と呼ばれ、オーストリアを統治したハプスブルク家に莫大な富をもたらしました。
 
車窓から見たフシュル湖 車窓から見たフシュル湖
ザルツカンマーグートの西の入口、フシュル湖
 
 ザルツブルクを出発してから1時間程でフシュル湖と呼ばれる湖が見えてきました。フシュル湖はザルツカンマーグートの西の入口と言われています。バスはさらに走ってザンクト・ギルゲンという町を通過します。続いて見えてきたザンクト・ヴォルフガングという町で少し休憩します。
 
 ザンクト・ヴォルフガングは、ヴォルフガング湖の湖畔にある小さな町です。バスが止まった駐車場から数分歩いて、15世紀創建のザンクト・ヴォルフガング巡礼教会が建つ町の中心に到着しました。
 
ザンクト・ヴォルフガングの町並み
ザンクト・ヴォルフガングで見かけたレストラン
 
ザンクト・ヴォルフガングの
町並み
 
 
 
 この教会のすぐ側にイム・ヴァイセン・レッスル(白馬亭)というホテルがあります。ラルフ・ベナッキーのオペレッタ「白馬亭にて」の舞台になったことで有名なホテルです。
 
オペレッタ「白馬亭にて」の舞台になったホテル、イム・ヴァイセン・レッスル オペレッタ「白馬亭にて」の舞台になったホテル、イム・ヴァイセン・レッスル
オペレッタ「白馬亭にて」の舞台になったイム・ヴァイセン・レッスル
 
 
 この白馬亭のアーチを抜けて裏にまわると、アルプスに囲まれたヴォルフガング湖の眺めが広がっています。
 
美しいヴォルフガング湖の眺め 美しいヴォルフガング湖の眺め
美しいヴォルフガング湖の眺め