オーストリア旅行記(ウィーン)
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ベルヴェデーレ宮殿
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ウィーン美術史美術館を出てベルヴェデーレ宮殿に向かいます。

セセッシオン(分離派会館)
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その途中でセセッシオン(分離派会館)を見かけました。
1897年に誕生した保守的なウィーン芸術協会から独立したグスタフ・クリムトを中心とする分離派と呼ばれる芸術家たちの活動拠点となりました。
セセッシオンの先にはカールス広場があります。カールス広場には、1716〜1739年にかけて建設されたカールス教会が建っています。1713〜1714年にかけて猛威を振るったペストが終焉したことを神に感謝して皇帝カール6世が建設させたものです。広場の一角には作曲家、ブラームスの像があります。

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ブラームス像
← カールス教会 |
カールス広場を通り抜けてベルヴェデーレ宮殿に到着しました。レオポルト1世、ヨーゼフ1世、カール6世の三代に渡る皇帝に仕え、対トルコ戦争やスペイン継承戦争で活躍したオイゲン公の夏の離宮です。「ベルヴェデーレ」は、イタリア語の「美しい眺め」を意味しています。

ベルヴェデーレ宮殿、下宮
庭園の彫像 →
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ベルヴェデーレ宮殿は、先ほど見学したペーター教会を担当したヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントが手掛けました。下宮は1716年に完成し、オイゲン公の住居として利用されました。上宮は1723年に完成し、迎賓館として利用されました。

ベルヴェデーレ宮殿、上宮
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