バルト三国旅行記
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タリン旧市街の散策
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今日は最終日です。お昼に離陸する飛行機に乗るため、9時50分にホテルを出発予定です。
8時30分に朝食を終えたら、出発までの間に少しだけタリンの旧市街を散策します。
公園を散策
噴水 →
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今回、私たちが宿泊しているホテルはタリン旧市街から徒歩で15分くらいの距離です。ホテルを出発して10分ほどで見えてきた公園を通り抜けて、しばらく進んでいくとヴィル門に到着します。昨日は気づきませんでしたが、ヴィル門の脇に昔の姿を描いたパネルが立てかけられていました。15世紀頃の様子を描いたものですが、当時は吊り橋になっていたようです。
ヴィル門
15世紀のヴィル門 →
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まだ、朝早いのでお店や施設は開いていません。旧市街をぶらぶらと散策します。メインストリートのヴィル通りを進んで、昨日見学したニグリステ教会(聖ニコラス教会)まで行きます。
ヴィル通り
ニグリステ教会(聖ニコラス教会) →
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ニグリステ教会の裏手にはリュートゥリ通りがあります。「騎士の通り」という意味です。1227年に帯剣騎士団がタリンを占領した後、徐々にドイツの職人たちが移住してきて現在のラエコヤ広場周辺に住み着きます。1230年になると、ゴットランド島から200人のドイツ商人が移住してきます。彼らはこの通りに住み着き、ニグリステ教会を建設しました。
リュートゥリ通り
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ラタスカエブ通り
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このリュートゥリ通りをラエコヤ広場の方向に向かって歩いていくと、途中で通りの名前がラタスカエブ通りに代わります。「滑車付の井戸の通り」という意味です。通りには井戸が残されています。井戸は14世紀頃に造られたそうですが、水に石灰質が多く含まれていたので飲み水には適さなかったそうです。
旧市街の中心にあるラエコヤ広場(旧市街広場)にやってきました。今日も市場があるのか、多くの露店が開店の準備をしています。露店の間を歩きながら、地面に目を向けると、東西南北の方向が描かれた丸い石がありました。この石の上に立つと、タリンが誇る5つの建造物(旧市庁舎、ニグリステ教会、聖オレフ教会、聖霊教会、大聖堂)の尖塔を一度に見渡すことができます。
ラエコヤ広場(旧市庁舎広場)
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方位が描かれた石
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9時を過ぎたので、そろそろホテルに戻ることにします。昨日も通ったカタリーナの小路を通り抜けて、城壁沿いにムーリヴァヘ通りを歩きます。朝早いので、セーターの壁には露店は出ていないようです。
カタリーナの小路
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タリンの城壁
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ヴィル通りに出たら、ヴィル門から出て来たときと同じ道を通ってホテルに戻ります。
ホテルに戻ったらチェックアウトを済ませてバスに乗り込みます。9時50分にホテルを出発したバスは20分ほどでタリンの空港に到着です。搭乗手続きと出国審査を済ませたらショップで最後の買い物をしたり、カフェで時間を過ごします。
エストニアから日本までの直行便はないので、まずはフィンランド行きの飛行機に乗り込みます。12時45分に離陸した飛行機は、30分でヘルシンキ・ヴァンター空港に到着します。
飛行機に乗ってフィンランドへ
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エストニア上空とバルト海
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日本行きのフライトまで十分な時間があるので、ここでもショップやカフェに寄って時間を過ごします。
定刻通り、16時45分に飛行機は離陸します。行きのフライトは10時間でしたが、帰りは少し短くなって9時間20分です。予定通り翌9月25日の午前8時過ぎに到着しました。入国審査を済ませてスーツケースを受け取ったらバルト三国の旅は終了です。
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