オランダ旅行記(デルフト)


デルフトの新教会


 市庁舎の向かい側には新教会が建っています。1381〜1510年にかけて建設されました。鐘楼は108.75メートルの高さがあります。
 
 新教会の前には、国際法の父と呼ばれたデルフト生まれの法学者フーゴー・グロティウス(1583〜1645年)の銅像が立っています。彼は、この新教会に葬られています。
 
マルクト広場に建つ新教会
マルクト広場に立つ法学者グロティウスの像
↑ 法学者グロティウスの像
← デルフトの新教会
 
 
 この教会にはオランダ王室の人たちも葬られています。
 
新教会の内部
新教会の内部
 建国の父と呼ばれ、スペインに対する独立戦争を指揮したオランダ王室の祖、オラニエ家のウィレム1世は、デルフトに居を構えていました。
 
 しかし、1584年に居城プリンセンホフでカトリック教徒のバルタザール・ヘラルツに暗殺され、ここに葬られました。
 
 
 新教会の一番奥にウィレム1世の霊廟があります。そして、この地下にはウィレムの子孫であるオランダ王室の人々が眠っています。
 
オラニエ公ウィレムの霊廟
オラニエ公ウィレムの霊廟
オラニエ公ウィレムの石棺
オラニエ公ウィレムの石棺
 
 教会を見学した後で売店に寄ってみると、オランダ王室の家系図を売っていました。それを買ってから教会を出ます。