ベネルクスの歴史
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カール5世時代の勢力図
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現代のヨーロッパ地図に16世紀前半のカール5世時代のハプスブルク家の領土を重ね合わせてみました。オレンジ色がハプスブルク家の領土です。

16世紀前半、カール5世時代の勢力図 |
カール5世は父方の祖父母(神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世、ブルゴーニュ公女マリー)からオーストリア大公領、ネーデルラントを受け継ぎ、母方の祖父母(アラゴン王フェルナンド2世、カスティーリャ女王イサベル)からスペイン、ナポリ王国、シチリア王国、新大陸(アメリカ大陸)、フィリピン諸島を継承しました。
また、結婚政策によってカール5世の弟で後に皇帝に即位するフェルディナント1世がボヘミア王国とハンガリー王国を継承しました。こうしてハプスブルク家の支配地はヨーロッパ各地からアメリカ大陸やフィリピン諸島などにまたがる広大なものとなり、「太陽が沈むことのない世界帝国」と呼ばれました。
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