ブルボン王朝(フランス王国)


ルイ14世(1638〜1715)


 ルイ14世はブルボン王朝全盛期の国王です。若干5歳で国王に即位し、23歳のときに宰相マザランが亡くなると後任の宰相を任命せず、親政を開始します。
 
ルイ14世
ルイ14世
 ルイ14世は、コルベールを財務総監に任命して国家財政の建て直しを図ります。重商主義政策を推し進めながら、富国強兵に努め、強力な軍隊を育てていきます。そして、大幅に軍隊を拡張すると、周辺諸国に戦争をしかけます。
 
 1667〜1668年にかけてのフランドル戦争、1672〜1678年にかけてのオランダ戦争、1685〜1697年にかけてのアウグスブルク同盟戦争などでフランス軍の力を示しますが、好戦的なルイ14世を警戒したイギリス、オランダ、神聖ローマ帝国などのヨーロッパ諸国は同盟してフランスに対抗します。
 
 1701年、世継ぎの絶えたスペイン王位を巡ってフランスとヨーロッパ諸国の間でスペイン継承戦争がはじまります。ヨーロッパ中を敵にまわしたこの戦いでフランス軍は苦戦しますが、ルイ14世は孫をフェリペ5世としてスペイン王に即位させることに成功します。
 
 ヨーロッパ中にフランスの威光を示して、自ら「太陽王」を名乗ったルイ14世の居城ヴェルサイユ宮殿はフランス王国の栄華の象徴となり、ヨーロッパ諸国の憧れとなりました。
 

1638年 ルイ13世とアンヌ・ドートリッシュの間にルイ14世誕生
1643年 ルイ13世、死去。ルイ14世がフランス王に即位
1648年 ルイ14世の居城となったパリのパレ・ロワイヤルフロルドの乱がおこる(〜1652年)
(写真はルイ14世の居城となったパリのパレ・ロワイヤル
1659年 ルイ14世、スペイン王女マリー・テレーズと結婚
1661年 宰相マザラン、死去。ルイ14世の親政がはじまる
ヴェルサイユ宮殿の建設がはじまる
1666年 アンヌ・ドートリッシュ、死去
1667年 フランドル戦争(〜1668年)
1671年 パリのアンヴァリッド(廃兵院)ルイ14世、アンヴァリッド(廃兵院)の建設を開始(〜1676年)
(写真はパリのアンヴァリッド
1672年 オランダ戦争(〜1678年)
1682年 ルイ14世の居城となったヴェルサイユ宮殿ルイ14世、宮廷をパリからヴェルサイユに移す
(写真はルイ14世の居城となったヴェルサイユ宮殿
1683年 マリー・テレーズ、死去
1685年 フランス軍と神聖ローマ帝国軍の戦場となったドイツのハイデルベルクアウグスブルク同盟戦争(〜1697年)
(写真はフランス軍と神聖ローマ帝国軍の戦場となったドイツのハイデルベルク
1701年 スペイン継承戦争(〜1714年)
1715年 ルイ14世、死去。曾孫のルイ15世がフランス王に即位