ドイツ旅行記(ハイデルベルク)


ハイデルベルク散策


 ネッカー川にかかるアルテブリュッケ(古い橋)にやってきました。ここには13世紀以来木製の橋がかけられていましたが、プファルツ選帝侯カール・テオドール(1724〜1799年)によって1786〜1788年に石橋に造り変えられました。橋には彼の像が置かれています。
 
アルテブリュッケ(カール・テオドール橋)
アルテブリュッケ
アルテブリュッケの塔門 →
アルテブリュッケの塔門
 
 
 かつては、ネッカー川に沿って城壁が設けられ、アルテブリュッケの塔門が城門の役割を果たしていました。塔門の脇には鏡を持つサルのブロンズ像が置かれています。
 
アルテブリュッケから見たハイデルベルク城
アルテブリュッケからの眺め
サルのブロンズ像
サルのブロンズ像
 
 ハイデルベルク大学は、プファルツ選帝侯ルプレヒト1世(1309〜1390年。聖霊教会を建てた皇帝ルプレヒト1世とは別人)が1386年に創建したドイツ最古の大学です。
 
 
 プファルツ継承戦争で破壊されたハイデルベルクは19世紀にバーデン大公領となり、バーデン大公カール・フリードリヒ(1728〜1811年)によってハイデルベルク大学が再建されました。創設者と再建者の名前をとって、「ルプレヒト・カールス大学」が正式名称になっています。
 
ハイデルベルク大学
ハイデルベルク大学
学生牢
学生牢
 
 ハイデルベルク大学の学生牢は観光スポットの1つになっています。1712〜1914年にかけて利用されました。騒ぎを起こした生徒が入れられましたが、生徒たちは箔を付けるために進んで入牢を希望したそうです。
 
 一通り、旧市街を散策した後は若干のフリータイムでお土産を買ってバスに戻ります。ネッカー川沿いの景色を楽しみながら、ローテンブルクに向かいます。
 
ネッカー川沿いの家並み
ネッカー川沿いの家並み