ドイツ旅行記(ミュンヘン)
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ミュンヘン散策
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今朝は8時30分にホテルを出発します。バスに乗ってニュルンベルクという町に向かう予定ですが、その前にミュンヘン旧市街のマリエン広場に立ち寄ります。
旧市街への入口、イーザル門の近くでバスをおりて徒歩でマリエン広場に向かいます。

ミュンヘンの新市庁舎 |
マリエン広場のシンボル、新市庁舎は1867〜1909年にかけて建設されたネオゴシック様式の建物です。
85メートルある時計塔には仕掛け時計が取り付けられています。
この仕掛け時計は、1568年に行われたバイエルン大公ヴィルヘルム5世とロートリンゲン(ロレーヌ)の公女レナーテの結婚式を再現しています。

新市庁舎の時計塔 |
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仕掛け時計 |
マリエン広場の一角には旧市庁舎も建っています。1310年に建設され、1470年から10年かけてゴシック様式に改築されました。19世紀になってから後期ルネサンス様式で改築されました。旧市庁舎の壁にはミュンヘンを建設したハインリヒ獅子公(1129〜1195年)の像が飾られています。

旧市庁舎
ハインリヒ獅子公の像 → |
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ハインリヒ獅子公はザクセン公(在位1142〜1180年)であり、バイエルン公(在位1156〜1180年)でもありました。
10世紀頃のミュンヘンはミュンヒ(僧)が暮らす僧院が建つ小さな村でした。当時、ドイツ南部からオーストリア西部にかけては「白い黄金」と呼ばれる岩塩が採掘されていました。
これに目をつけたハインリヒ獅子公はイーザル川に橋を架けて、オーストリアのザルツブルクから北方に塩を運ぶ商人たちを呼び込みます。商人に通行税を課して大きな利益を得るようになったミュンヘンは交易都市として発展しました。
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