ドイツ旅行記(ミュンヘン)
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ミュンヘン散策
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マリエン広場からのびるノイハウザー通りを歩いてフラウエン教会に向かいます。ノイハウザー通りで見かけたマンホールにはミュンヘンの語源になったミュンヒ(僧)が描かれていました。

ノイハウザー通り
ミュンヒ(修道僧)のマーク → |
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フラウエン教会(聖母教会)は建築家ハルスバッハによって1468年から20年かけて建設された後期ゴシック様式の教会です。2つの鐘楼を持ち、1方は99メートル、もう1方は100メートルの高さがあります。

フラウエン教会
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フラウエン教会の内部 |
教会の入口には「悪魔の足跡」と呼ばれる足跡があります。

悪魔の足跡 |
教会が完成して献堂式が行われる前夜、悪魔が教会の下見にやってきます。この教会は入口から見たときに窓がまったく見えない設計になっていました。悪魔は窓がない教会と勘違いして大笑いしたそうです。
フラウエン教会を見学した後は、ノイハウザー通りを引き返します。マリエン広場を通り抜け、ミュンヘンでもっとも古いペーター教会、その隣に建つ聖霊教会の前を通り抜けます。

ペーター教会 |
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聖霊教会 |
イーザル門から外に出てバスに乗り込んだら、ミュンヘンを出発です。
ちなみに、このイーザル門はかつてミュンヘンが城壁に囲まれていた時代の名残りです。14世紀前半にバイエルン公ルートヴィヒによって建設されました。ルートヴィヒはハプスブルク家のフリードリヒ美公と神聖ローマ帝国の皇帝位を巡って争い、1322年にミュールドルフの戦いで勝利しました。

イーザル門 |
イーザル門の壁にはその勝利の様子が描かれています。
1328年、ルートヴィヒは皇帝として戴冠し、ルートヴィヒ4世を名乗りました。彼は1347年に亡くなり、現在は先ほど見学したフラウエン教会に葬られています。
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