マルタ旅行記
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タピーヌ教会
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コミノ島を散策した後は、全員船に乗って10時に出航です。私たちを乗せた船はコミノ島の北に見えているゴゾ島に向かいます。

ゴゾ島へ
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ゴゾ島のイムジャール港に到着 |
船からの景色を眺めているうちに、わずか10分でゴゾ島のイムジャール港に到着です。この港でツアー会社のバスに乗り込えて、さっそくゴゾ島の観光に出発です。

車窓からの眺め |
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途中で見かけた水道橋 |
車窓からは、緑色の畑が広がり、遠くに石造りの町並みが見えます。途中、畑の中に建つ水道橋も見えました。
バスは、ゴゾ島の中心に位置するヴィクトリアという町を通過して、北西に向かって走ります。イムジャール港から約40分走ってやってきたのはタピーヌ教会です。
この場所には、もともと小さな教会が建てられていたそうです。1575年にローマ教皇の使いがマルタ周辺を訪問し、ゴゾ島にも立ち寄りました。使いの人がこの教会を目にしたときは荒れ果てていたため、彼は教会の取り壊しを命じました。しかし、職人が取り壊し作業に取り掛かると、その職人は骨折してしまいました。これを不吉な予兆と受け取った使いの人は教会の取り壊しをあきらめました。
その後、17世になって教会が修復され、この頃から「タピーヌ教会」と呼ばれるようになりました。

タピーヌ教会 |
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農婦の像 |
1883年6月22日、この教会近くで畑仕事を終えた1人の農婦が帰宅中に教会の近くを通ったところ、「アヴェ・マリアを唱えるように」という不思議な声を聞きました。以後、この教会では病人が回復するなどの奇跡が起こり、多くの巡礼者が訪れるようになりました。教会の前の広場には、その農婦の像が立っています。
1920年にネオ・ロマネスク様式で再建が始まり、1932年に完成したのがいま私たちが目にしている教会です。

バルダッキーノ(天蓋)
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説教壇 |
タピーヌ教会の中に入ると、バルダッキーノ(天蓋)が目に入ってきました。バルダッキーノの奥には主祭壇があります。主祭壇には、17世紀の教会修復時に制作された聖母被昇天の場面を描いた祭壇画が飾られています。

主祭壇
聖母被昇天 →
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この聖母の頭部には5つの星が取り付けられています。5つの星は、1990年5月にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(ローマ教皇の在位1978〜2005年)がこの教会を訪れてミサを行った後に、捧げたものです。ヨハネ・パウロ2世は、初のポーランド出身のローマ教皇です。2018年のポーランド旅行記で、彼の生家があるヴァドヴィツェを紹介しているので、興味のある方はお立ち寄りください。
そして、聖母の足元には金色のバラが添えられています。これは、2010年にローマ教皇ベネディクト16世(ローマ教皇の在位2005〜2013年)が捧げたものです。

タピーヌ教会
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丘の上の十字架
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20分程度の短い時間でしたが、タピーヌ教会の見学を終えたら、バスに乗り込んで次の観光地に向かいます。出発直後には、丘の上に十字架が見えました。あの丘は、イエス・キリストが十字架を背負って歩いたゴルゴタの丘に見立てられていて、丘までの道のりには、イエス・キリストの受難を再現した彫像が置かれているそうです。
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