ハンガリー旅行記
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マーチャーシュ教会
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バスに乗ってブダ地区に建つマーチャーシュ教会にやってきました。教会の前には聖イシュトヴァーンの騎馬像が立っています。本名はヴァイクといい997年に父ゲーザの跡を継いで大首長になりましたが、1000年に初代ハンガリー王に即位してハンガリー王国を建国しました。

マーチャーシュ教会
聖イシュトヴァーンの騎馬像 → |
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マーチャーシュ教会は王宮を建設したベーラ4世によって1255年に建設されました。正式な名前は聖母マリア教会ですが、1479年にマーチャーシュ王によって大改築されて88メートルの尖塔が取り付けられたことから、マーチャーシュ教会と呼ばれるようになりました。マーチャーシュ王は生涯に2回結婚しましたが、結婚式は2回ともこの教会で挙げました。
美しい装飾の屋根瓦はジョルナイ工房のセラミックで造られています。ハンガリー建国1000年にあたる1896年にシュレック・フリジェシュという建築家によって、取り付けられました。屋根にはマーチャーシュ王の紋章だったカラスの像が置かれています。

ジョルナイのモザイク屋根
聖三位一体像 → |
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マーチャーシュ教会の側には聖三位一体像が立っています。18世紀に流行したペストが終焉したことを神に感謝するために1710〜1713年に造られました。
それではマーチャーシュ教会に入場します。

マーチャーシュ教会の内部 |
マーチャーシュ教会の主祭壇はネオゴシック様式で作られています。祭壇には聖母マリア像が飾られています。

マーチャーシュ教会の主祭壇
主祭壇の聖母マリア像 → |
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主祭壇の右手には聖十字架礼拝堂祭壇があります。ミコラ・フェレンツという建築家によって造られました。

聖十字架礼拝堂祭壇 |
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ブダ城のマリア |
また、教会の一角には「ブダ城のマリア」と呼ばれる聖母子像が置かれています。オーストリアとトルコの戦争で1686年に破壊されましたが、1700年代に修復されました。 |
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