スロバキア旅行記
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ミハルスカー通り
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ブラチスラバ城を見学した後はバスに乗って丘を下ります。丘を下ったら旧市街の近くですぐにバスを降りて旧市街の観光に向かいます。
市街から見たブラチスラバ城
三位一体教会 → |
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旧市街に向かう途中で、三位一体教会を見かけました。1725年に建設されたバロック様式の教会です。建設当時は塔も造られていたそうですが、ナポレオン軍の砲撃で破壊されたそうです。
三位一体教会の前を通り抜けてしばらく進むと、旧市街の入口になっているミハエル門が見えてきます。ミハエル門は、旧市街を守っていた城壁の門として14世紀に造られました。建設当初はゴシック様式でしたが、16世紀にルネサンス様式に改築されています。
旧市街へ続く道
ミハエル門 → |
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このミハエル門をくぐった所にゼロ地点があります。丸いプレートがあってゼロ地点から主要な都市への距離が刻まれています。ここから東京までは9142キロメートルとなっています。ウィーンまでは57キロメートルです。
ゼロ地点 |
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東京までの距離 |
石畳には一定の間隔で王冠マークも埋め込まれています。これはブラチスラバがハンガリー王国の首都だった時代に、国王の戴冠パレードが行進した道を示しています。1563〜1830年までの間、ハンガリー王の戴冠式はこの先にある聖マルティン教会で行われました。
王冠マーク
バシュトヴァー通り → |
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ミハエル門からはミハルスカー通りと呼ばれる歩行者天国が続いています。この通りに沿って多くのレストランやショップが並んでいます。その他にも、かつての貴族の宮殿が残っています。
ミハイル門を背にしてミハルスカー通りを真っ直ぐ歩いていくと右手方向に旧ハンガリー王国議院が建っています。19世紀までは、ここでハンガリー議会が開かれました。現在は大学図書館になっています。
ミハルスカー通り
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旧ハンガリー王国議院
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さらに先に進むと、黄色の壁をしたデ・パウリ宮殿が見えてきます。この宮殿では1820年にわずか9歳のフランツ・リスト(1811〜1886年)が初のコンサートを開いたそうです。宮殿の壁にリスト来訪を記念するプレートが架けられています。
デ・パウリ宮殿 |
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リスト来訪を記念するプレート
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通りは真っ直ぐ続いていますが、デ・パウリ宮殿を通り抜けたところで通りの名前が変わってヴェントゥールスカ通りになります。
オーストリア大使館
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この通りを真っ直ぐ進んでいると今度は左手にパールフィ宮殿が見えてきます。現在はオーストリア大使館として利用されています。
1747年にオーストリア帝国の陸軍元帥レオポルト・パールフィ伯爵の宮殿として建設されました。1762年にわずか6歳のモーツァルトがこの宮殿でコンサートを開いたそうです。
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