チェコ旅行記


旧市街の散策


 城を出て階段になっている通りを下っていくとラトラーン通りに合流します。
 
城を出て第2の中庭へ
ラトラーン通り
ラトラーン通り
← 階段を下って旧市街へ
 
 ラトラーン通りを進んでいくと、ヴルタヴァ川に架かるラゼブニスキー橋があります。「ラゼブニスキー」は「理髪店」という意味です。以前、橋の側に理髪店があったことが名前の由来だそうです。
 
ラゼブニスキー橋を渡る
ラゼブニスキー橋を渡る
聖ヤン・ネポムツキー像 →
聖ヤン・ネポムツキー像
 
 ラゼブニスキー橋には聖ヤン・ネポムツキー像とキリストの磔刑像が向かい合って立っています。
 
キリストの磔刑像
ヴルタヴァ川(モルダウ川)
ヴルタヴァ川(モルダウ川)
← キリストの磔刑像
 
 
 ラゼブニスキー橋を渡ると、通りの名前がラドニチュニー通りへと変わります。この通りを真っ直ぐ進むと、旧市街の中心に位置するスヴォルノスティ広場にたどり着きます。広場の中央にはペスト記念柱が立っています。
 
ラドニチュニー通り
スヴォルノスティ広場
スヴォルノスティ広場
← ラドニチュニー通り
 
 広場の一角にはルネサンス様式の市庁舎が建っています。市庁舎の壁には紋章が描かれています。中央の上はチェコの紋章、下はチェスキー・クルムロフの紋章です。向かって左側は1622〜1719年に領主だったエッゲンベルク家の紋章、右側は1719年から領主となったシュヴァルツェンベルク家の紋章です。
 
 これらの紋章の上に窓があって一見市庁舎は3階建てに見えますが、この窓もだまし絵です。実際の市庁舎は2階建てです。
 
市役所
市庁舎
市庁舎の壁に描かれた紋章
市庁舎の壁に描かれた紋章