ロシア旅行記(サンクト・ペテルブルグ)


サンクト・ペテルブルグ市内観光


 朝食後、バスに乗って観光に出発します。午前中はバスによる市内観光です。
 
 サンクト・ペテルブルグは今から約300年前の1703年に、皇帝ピョートル1世(大帝)によってネヴァ川の上に築かれた町です。この町は聖人ペテロにちなんで、サンクト・ペテルブルグ(聖ペテロの町)と名づけられました。
 
レーニン像 凱旋門
凱旋門
 
←レーニン像
 モスクワ大通りを走るバスの窓からはレーニンの銅像や凱旋門が見えます。
 
 
 
 最初にやってきたのは宮殿広場です。広場の中央には1834年に完成した「アレクサンドルの円柱」が建っています。
 
アレクサンドルの円柱
アレクサンドルの円柱
 この柱は、1812年に45万の大軍を率いてモスクワまで侵攻してきたナポレオン軍を撃退したことを記念して造られました。
 
 歴史上名高い「血の日曜日」事件はこの広場で起こりました。1905年1月22日(ロシア暦9日)、ガポン司祭に率いられた労働者たちがデモを起こし、この広場に集まりました。それに対し、官憲が発砲して多数の死傷者を出しました。この事件は第一次ロシア革命(1905〜1907年)の発端となりました。
 
 この円柱を挟んでエルミタージュ美術館と旧参謀本部が建っています。
 
エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館
旧参謀本部
旧参謀本部