クロアチア旅行記(オパティア)


オパティア散策


 今朝は5時30分に起床します。オパティアは宿泊のみで観光コースには入っていません。せっかく海辺のリゾート地に滞在しているので、早起きして少し散策に出かけます。
 
 ホテルから10分程歩いてアンジョリーナ公園にやってきました。
 
アンジョリーナ公園
アンジョリーナ公園
ヴィラ・アンジョリーナ
ヴィラ・アンジョリーナ
 
 オパティアがリゾート地として発展したきっかけは、1844年にオパティア近郊のリエカという町に住む富豪イジニオ・スカルパがここに別荘を建てたことに始まります。
 
 彼は別荘に妻の名前をとって「ヴィラ・アンジョリーナ」と名づけ、敷地内に東アジア、オーストラリア、南米などから持ち込まれた異国情緒あふれる植物を植えました。
 
 このヴィラ・アンジョリーナにオーストリア皇帝フェルディナント1世の皇妃マリア・アンナが招待されたのを機に、オパティアの存在は広く知られるようになりました。
 
アンジョリーナ公園
海辺にある公園
聖ヤコブ教会
聖ヤコブ教会
 
 ヴィラ・アンジョリーナ近くの公園には聖ヤコブ教会があります。オパティアは、クロアチア語で「僧院」を意味しています。オパティアは、15世紀に建てられたベネディクト会の修道院の周辺に出来た小さな集落でした。
 
 1882年に隣町リエカとウィーンの間に鉄道が敷かれ、そのリエカからザグレブやブダペストにも鉄道が敷かれます。そして、リエカとオパティアの間には路面電車が敷かれました。
 

 
 1884年以降、オパティアにホテルや別荘、病気療養のための診療所などが建設され、多くの王侯貴族が訪れるようになります。19世紀末〜20世紀初頭のゲストには、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフやドイツ皇帝ヴィルヘルム2世などの王族をはじめ、作曲家のマーラー、プッチーニ、マスカニーニなどがいました。
 
海岸沿いの遊歩道
海岸沿いの遊歩道
遊歩道で見かけた銅像 →
遊歩道で見かけた銅像
 
 
 ヴィラ・アンジョリーナからは、海辺に沿って「フランツ・ヨーゼフの小路」と呼ばれる遊歩道が続いています。
 
 途中、岩場の上に立っている乙女とカモメの像を見かけました。1956年にズヴォンコ・カールという彫刻家によって作られた像で、オパティアのシンボルになっています。
 
乙女とカモメの像
 
乙女とカモメの像 ↑→
乙女とカモメの像
 
 
 町の中心部には、19世紀以降に建てられたホテルや別荘が並んでいす。この優雅な雰囲気が漂う街並みから、オパティアは「クロアチアの貴婦人」と呼ばれています。
 
オパティアの町並み
オパティアの町並み
 
 45分程の散策を終えたら出発の準備をするためにホテルに戻ります。