クロアチア旅行記(シベニク)


シベニクへ


 ホテルをチェックアウトしてバスに乗り込んだら次の目的地に向かって出発です。
 
車窓からの眺め
車窓からの眺め
(遠くに見えているのはオパティア)
車窓からの眺め
車窓からの眺め
 
 バスは、アドリア海沿いの道を南に向かって走り、オパティアから350キロメートルの距離にあるシベニクに向かいます。
 
アドリア海の眺め
アドリア海の眺め
アドリア海の眺め
アドリア海の眺め
 
 これから向かうシベニクはダルマチア地方と呼ばれるエリアにあります。ダルマチア地方は、クロアチアの中部から南端に至るエリアで、ローマ帝国時代のダルマチア属州に起源を持ちます。
 
 ローマ帝国の滅亡後、6世紀頃からスラブ人がクロアチアに定住を始めます。
 
 925年、トミスラヴ王がクロアチアを統一してクロアチア王国を建国します。この王国は150年近く続きましたが、やがて王位を巡って内紛が勃発します。
 
 1089年にハンガリー王ラースロー1世(1077〜1095年)が内紛をおさめ、1102年にハンガリー王カールマンがクロアチアの部族と協定を結んだことにより、ハンガリー王がクロアチア王を兼ねることになります。
 
 一方で、今向かっているシベニクを始め、トロギールやドゥブロヴニクなどアドリア海沿岸の町はヴェネチア共和国の支配下に入りました。
 
 
 オパティアから5時間かけて、13時にようやくシベニクに到着しました。シベニクはクルカ川の河口に築かれた美しい港町です。
 
シベニクに到着
シベニクに到着
ブロムナード
プロムナード
 
 バスをおりて、プロムナードを歩きます。左手には紺碧のアドリア海が広がっています。右手には建造物が並んでいます。その中に、シベニク市立博物館があります。
 
シベニク市立博物館
シベニク市立博物館
 ここは、シベニクの歴史や民俗に関する博物館になっています。
 
 元々は中世の頃に築かれた城壁で、ヴェネチア共和国がシベニクを支配していた時代に宮殿として利用されていました。
 
 シベニクを観光する前にアドリア海を見渡せるレストランで昼食をとります。本日のメインは海の幸を使ったシーフードのリゾットです。
 
海の見える展望レストラン
海の見える展望レストラン
シーフード・リゾット
シーフード・リゾット