スペイン旅行記(マドリード)
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ピカソのゲルニカとスペイン広場
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プラド美術館の見学の後は、国立ソフィア王妃芸術センターに向かいます。1986年にオープンしたこの美術館には、ミロやダリといった近代に活躍した画家の作品が展示されています。
この美術館でもっとも有名な作品は、1992年から展示されている巨匠ピカソの大作「ゲルニカ」です(この美術館も写真撮影が禁止されているのでショップで購入した絵ハガキで紹介します)。

ゲルニカ(ピカソ) |
1937年、フランコ将軍を支援するナチス・ドイツ軍がフランスとスペインの国境に位置するゲルニカという町に空爆を行います。無差別攻撃によって数千人が犠牲になったこの惨劇を耳にしたピカソは、約1ヶ月でこの作品を描きました。この作品にはフランコ政権や悲惨な戦争に対するピカソの怒りが込められています。
ゲルニカを鑑賞した後はバスに乗って移動します。その途中、バスの窓からシベーレス広場の噴水が見えました。

シベーレス広場の噴水 |
マドリードの町並みを楽しみつつ、やってきたのはスペイン広場です。この広場は多くの観光客で賑わっています。
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↑ セルバンテスが描かれた
ユーロ通貨
← スペイン広場 |
この広場の目玉は、ドン・キホーテとサンチョ・パンサ主従の騎馬像と「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・セルバンテスの大理石像です。ここは写真撮影のスポットになっていて、多くの観光客で賑わっています。ちなみに、セルバンテスはスペインのユーロ通貨にも描かれています。 |
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