スイス旅行記


ベルンの散策


 ハプスブルク城を出発して1時間15分かけてベルンという町にやってきました。ベルンはスイスの首都です。
 
 まずは、旧市街エリア外の丘の上に広がるバラ公園を散策します。
 
バラ公園
バラ公園
バラ公園
バラ公園
 
 ここは、もともとは墓地でしたが、1913年にバラ公園に生まれ変わりました。公園内には220種類のバラが1800本植えられているそうです。バラの種類の多さにビックリです。アイリスなど、バラ以外の植物も多く植えられています。日本から寄贈された桜の木も植えられています。
 
バラ公園
バラ公園
バラ公園
バラ公園
 
 バラ公園は展望台にもなっていて、ここからベルンの旧市街を見渡すことができます。この町は、アーレ川が大きくU字を描くエリアに、1191年に要塞として建設されたのが起源です。
 
ベルンの町並み
ベルンの町並み
 
 
 バラ公園がある丘をくだると旧市街へと続くニーデック橋があります。
 
ベルン旧市街へ
ベルン旧市街へ
ニーデック橋
ニーデック橋
 
 このニーデック橋の近くにクマ公園があります。クマはベルンのシンボルになっていて、ベルン市の紋章にも描かれています。
 
クマが飼育されていた堀
クマが飼育されていた堀
 1191年、この辺りを支配していたツェーリンゲン公ベルトルト5世が、ここに町を建設します。
 
 言い伝えでは、彼がこの辺りに広がる森で狩りをしたときに、最初に捕えた動物がクマ(ドイツ語でベール)だったことから、町はベルンと名づけられました。
 
 クマはベルン市で大切に飼育され、1763年からはコンクリート製の堀で飼育されるようになりました。
 
クマ公園のクマ
クマ公園のクマ
アーレ川で水浴するクマ
アーレ川で水浴するクマ
 
 しかし、この堀はあまり良い環境でなかったり手狭になったことから、2009年にアーレ川のほとりに移されました。現在はアーレ川で水浴する3頭のクマを見ることができます。
 
ベルンの町並みとアーレ川
ベルンの町並みとアーレ川