トルコ旅行記(イスタンブール)
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イスタンブール旧市街へ
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今日は6時30分に起床です。本日はイスタンブールの観光後にそのままチャナッカレに向かうので、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトします。スーツケースをバスに積んで8時にホテルを出発します。今日の午前中はイスタンブール観光です。
イスタンブールは世界で唯一、ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる町です。
2つの大陸の間にはボスポラス海峡があります。さらにヨーロッパ大陸側は金角湾によって新市街と旧市街に分かれています。
バスはホテルのある新市街から観光名所の集まる旧市街に向かいます。
この町の誕生には言い伝えがあります。紀元前660年頃、「盲人が暮らす町の対岸を選べ」というデルフォイの神託を頼りにビザス王という人物が新天地を求めて、この地にやってきます。
現在のイスタンブールのヨーロッパ側にやってきたビザス王は、対岸のアジア側の土地で暮らす先住民がいることを知りました。当時のアジア側は冷たい北風が吹き、波も荒い厳しい環境でした。
一方、ヨーロッパ側はいくつかの丘によって北風がさえぎられ、豊かな土壌に恵まれ、海では魚がたくさん獲れました。
ビザス王は、ヨーロッパ側の土地の素晴らしさに気づかない先住民たちこそ「盲人」だと考え、この地に町を建設します。この町はビザス王の名をとってビザンティオンと呼ばれました。
ビザンティオンはやがて、ローマ帝国の支配下に入り、330年以降はビザンティン帝国(東ローマ帝国)の首都になり、コンスタンティノープルと呼ばれました。

ヒッポドロームとブルー・モスク |
ホテルを出て30分でバスは旧市街の丘の上にあるヒッポドローム(競馬場)に到着です。この場所は、ビザンティン帝国の時代に競馬場だった場所です。
このヒッポドロームに面して、ブルー・モスク(スルタン・アフメット・ジャーミー)が建っています。
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