トルコ旅行記(イスタンブール)


ブルーモスク


ブルー・モスク(スルタン・アフメット・ジャーミー)
ブルー・モスク
(スルタン・アフメット・ジャーミー)
 ブルー・モスクはイスタンブールで最も有名なモスクです。モスクはトルコ語でジャーミーといいます。
 
 このモスクは正式にはスルタン・アフメット・ジャーミーといいます。第14代目のスルタン・アフメット1世(在位1603〜1617年)によって1610〜1616年にかけて建設されました。
 
 設計を担当したのはメフメット・アーという建築家です。彼は、オスマン帝国で最も偉大な建築家といわれた大シナン(1488〜1588年)の弟子です。
 
 モスクの中は土足禁止です。入口でくつを脱いで入場します。
 
ブルー・モスクの内部
ブルー・モスクの内部
 モスクの内部は鮮やかなタイルで飾られています。中でも青色のタイルがメインに使われているため、このモスクは「ブルー・モスク」と呼ばれています。
 
 また、壁や天井には窓やステンドグラスが多く取り付けられていて、多くの光が取り込まれるようになっています。
 
ブルー・モスクのドーム
ブルー・モスクのドーム
メッカの方向を示すミフラーブ
ミフラーブ
 壁のある一面にはミフラーブと呼ばれる壁の窪みがあります。
 
 ミフラーブはモスクには必ずあるもので、メッカの方角を示すとても神聖なものです。
 
 ブルー・モスクの内部を通り抜けて、入口と反対側にある出口から外に出ます。少し離れた場所からブルー・モスク全体の写真を撮ります。
 
 ブルー・モスクはトルコで唯一6本のミナレット(尖塔)を持つモスクです。
 
ブルー・モスク全景
ブルー・モスク全景
 メッカにあるイスラムの総本山マスジド・アルハラームも6本のミナレットをもっていました。
 
 スルタン・アフメット1世は畏れ多いと感じたのか、マスジド・アルハラームに7本目のミナレットを贈りました。