トルコ旅行記(スルタン・ハン)


キャラバン・サライ


 1時間ほど見学したらバスに乗って次の観光地へ向かいます。
 

車窓からの眺め
 コンヤの町を出ると、またのどかな景色が続きます。
 
 右の写真は菜の花でしょうか。のんびりと景色を眺めながら、ガイドさんの説明を聞きます。
 
 バスで移動すること1時間30分、スルタン・ハンに到着です。ここにはキャラバン・サライ(隊商宿)があります。トルコ語ではケルヴァン・サライというそうです。
 
キャラバン・サライ(隊商宿)
キャラバン・サライ(隊商宿)
 
 この町はシルクロードの中継点にあたり、多くの隊商が交易のために行き来しました。この建物は隊商の宿泊所として建てられました。盗賊などに襲われる心配があったため、堅固な壁に守られた砦のような構造になっています。
 
 キャラバン・サライはトルコ各地に残っているそうですが、それらの中でもこのスルタン・ハンにある建物はきれいな状態で残っています。1229年に当時のセルジューク・トルコのスルタンの命によって建設されたのが起源だそうです。
 
 内部に入場するのは有料です。せっかく来たので2リラ払って入場します。
 
キャラバン・サライの内部
キャラバン・サライの内部 ↑→
キャラバン・サライの内部
 
 
 内部には宿泊客のための食堂やハマム、宿泊所などがあり、ラクダなどを休ませる部屋もあったそうです。また、お祈りのための礼拝堂もあったそうです。