トルコ旅行記(イスタンブール)


ボスポラス海峡クルーズ


 今朝は少し早めの5時30分に起床です。朝食を済ませてバスに乗り、7時に出発します。
 
 今日はアンカラからイスタンブールに戻ります。約450キロの道のりです。途中でトイレ休憩を挟みながら、13時にイスタンブールに到着です。アンカラでは雨が降っていましたが、幸い、イスタンブールでは雨は降っていません。
 
バスの車窓から見たイスタンブールの町並み バスの車窓から見たイスタンブールの町並み
 
 到着後、レストランでランチタイムです。今日のメインはシーフードです。
 
 食事の後はレストランの近くにあるアイスクリーム屋さんで、名物の伸びるアイスクリームを食べました。トルコでは、ドンドゥルマと呼ばれています。
 
 
 食事の後は、フリータイムです。私はボスポラス海峡クルーズのオプショナルツアーに参加します。
 
 イスタンブールは世界で唯一、アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる町です。この2つの大陸を分けているのがボスポラス海峡です。
 
 金角湾を挟んでガラタ塔が建つ新市街を見渡せる、旧市街からクルーズ船に乗ります。
 
ガラタ塔の建つ新市街
ガラタ塔の建つ新市街
 ガラタ塔は新市街のシンボルです。この町がコンスタンティノープルと呼ばれていたビザンティン帝国の時代、ここにはジェノヴァの商人が暮らしていました。ガラタ塔はそのジェノヴァ人が1348年に見張りのために建設しました。
 
 岸を離れた船はまずガラタ橋の下をくぐります。ガラタ橋は新市街と旧市街を結んでいます。
 
 かつては、渡し舟で行き来していたそうですが、1845年にオスマン帝国のスルタン、アブドゥル・メジト1世(在位1839〜1861年)の治世に、彼の母后ベズミ・アレムの命で建設されました。
 
ガラタ橋とガラタ塔
ガラタ橋とガラタ塔
 
 建設当時は木造でしたが、その後、何度か改築され、1992年に新ガラタ橋が建設されました。橋は2階建てになっていて、飲食店などが並んでいます。