イギリス旅行記(ロンドン)


ミレニアム・ブリッジとセント・ポール大聖堂


 王立取引所からさらに進み、テムズ川の手前でバスをおります。ここからテムズ川の方向に歩いていくと、ミレニアムを記念して造られたミレニアム・ブリッジがあります。
 
ミレニアム・ブリッジ
ミレニアム・ブリッジ
 
←↑ミレニアム・ブリッジ
 
 ミレニアム・ブリッジはセント・ポール大聖堂とテート・モダン美術館を繋いでいます。テート・モダン美術館はミレニアムを記念して発電所を改装して造られた美術館です。
 
 ミレニアム・ブリッジからテムズ川を眺めると、遠くにロンドン名物のタワー・ブリッジが見えます。ミレニアム・ブリッジより約100年前の1894年に建設されました。反対側に見えている橋はブラックライアーズ・ブリッジです。
 
タワー・ブリッジ
タワー・ブリッジ
ブラックフライアーズ・ブリッジ
ブラックフライアーズ・ブリッジ
 
 ミレニアム・ブリッジの先にはセント・ポール大聖堂が見えます。歩いて大聖堂に近づきます。
 
 
 もともと、ここには7世紀にサクソン人が建てた木造の教会がありましたが1087年に焼失してしまいました。後にゴシック様式で再建されましたが、その教会も1666年のロンドン大火で焼失してしまいました。そこで、1675〜1710年にかけて現在の大聖堂が建てられました。このときに設計を担当したのは天文学者であり数学者でもあったクリストファー・レン(1632〜1723年)という建築家です。
 
セント・ポール大聖堂
セント・ポール大聖堂
 
 残念ながら入場する時間がないので、今回は外観のみの見学です。大聖堂の高さは111メートル、幅は74メートル、奥行きは157メートルあってヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさです。
 
 大聖堂の内部には、ナポレオン戦争で活躍したネルソン提督やウェリントン公爵のお墓があります。大聖堂を設計したクリストファー・レンのお墓もあります。1981年にはチャールズ皇太子と故ダイアナ妃がこの大聖堂で結婚式を挙げています。
 
南のファサード
南のファサード
消防士の銅像 →
消防士の銅像
 
 大聖堂の近くには大聖堂にホースを向ける消防士の像が置かれています。台座には第二次世界大戦が繰り広げられた1939〜1945年の文字が刻まれています。彼らはドイツ軍の空襲による火災からセント・ポール大聖堂を守った人たちです。
 
 セント・ポール大聖堂はイギリス国民の心の支えでした。大戦中はチャーチル首相も毎日大聖堂が無事かどうかを確認したそうです。イギリス国民の祈りが通じたのか大聖堂は奇跡的に焼失を免れて現在に至っています。