オーストリア旅行記(ウィーン)
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シュテファン寺院
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市立公園を散策した後はシュテファン寺院を見学します。ウィーンのシンボルになっているシュテファン寺院は、奥行きが107メートル、天井までの高さが39メートルという、とても大きな寺院です。

シュテファン寺院の主祭壇 |
主催壇に描かれているのは、この寺院の守護聖人になっている聖シュテファンが殉教する場面です。
主祭壇に向かって左手には、「ノイシュタットの祭壇」があります。この祭壇には聖母マリアの戴冠や幼子イエスを抱く聖母マリアなどの彫刻が飾られています。
主催壇に向かって右手には、ハプスブルク家のフリードリヒ3世の墓があります。彼は、1452年に神聖ローマ皇帝に即位して、ハプスブルク家発展の基礎をつくった人物です。

ノイシュタットの祭壇 |
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フリードリヒ3世の墓 |

十字架の礼拝堂 |
シュテファン寺院に入ってすぐのところにある「十字架の礼拝堂」には、プリンツ・オイゲンが葬られています。
プリンツ・オイゲンはフランスの出身ですが、ハプスブルク家に仕官して対トルコ戦争、スペイン継承戦争(1701〜1713)などで活躍しました。
彼はオーストリアの英雄として葬られ、王宮の前には立派な騎馬像が立っています。
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