オーストリア旅行記(ウィーン)


王宮家具博物館


 シェーンブルン駅から地下鉄に乗り、王宮家具博物館に向かいます。この博物館は1747年に王室の家具を保管する倉庫としてマリア・テレジア女帝の命で建設されました。
 
 地下鉄を降りて地上に出ると、にぎやかなマリアヒルファー通りに出ました。目の前には教会とヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809年)の像が立っています。
 
マリアヒルファー通り
マリアヒルファー通り
 
ヨーゼフ・ハイドンの像→
ヨーゼフ・ハイドンの像
 
 
 モーツァルトの親友だったハイドンは、少年時代にシュテファン寺院の少年聖歌隊(現在のウィーン少年合唱団)に属し、後にハンガリーの名家エステルハージ家の宮廷音楽家を務めました。
 
 神聖ローマ皇帝フランツ2世(オーストリア皇帝フランツ1世)を敬愛していたハイドンは、皇帝を讃える「皇帝賛歌」を作曲し、ナポレオンと戦う皇帝の身を案じながら1809年に世を去りました。
 
博物館の内部
 マリアヒルファー通りの脇道を入ったところに王宮家具博物館があります。
 
 さっそくチケットを購入して中に入ります。
 
 内部には、かつて宮殿の部屋を飾っていたと思われる家具や燭台、絵画がずらりと並んでいます。