オーストリア旅行記(ウィーン)
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ウィーン少年合唱団
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とうとう帰国の日です。午後の飛行機で帰国するので、残された午前中で最後の観光に向かいます。
あまり遠出はできないので、のんびりとリンク周辺を観光します。10時30分をまわったあたりで、そろそろ空港に向かう仕度をしなければならないので、ホテルに戻ります。
その途中、王宮前に多くの人が集まっているのを発見しました。
今日は日曜日、どうやら王宮礼拝堂で有名なウィーン少年合唱団によるミサが行われていて、たったいま終わったところのようです。
ウィーン少年合唱団の歴史は古く、1498年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世によって結成されました。合唱団は歴代のハプスブルク家の皇帝たちに庇護され、少年時代のヨーゼフ・ハイドンやフランツ・シューベルトもメンバーの一員でした。
1918年にハプスブルク家が第一次世界大戦に敗北すると、合唱団は解散してしまいますが、1924年に再結成され、現在に至っているそうです。
王宮礼拝堂のあるスイス宮の前では多くの観光客が合唱団の子供たちと記念撮影をしています。
他の観光客に混ざって合唱団の子供たちの写真を撮らせていただいてからスイス宮を出ると、スイス門の側でバイオリンを演奏している人たちに出会いました。
時間ぎりぎりまで演奏を聞いた後、足元のケースに手元に残っていたユーロのコインを全て投げ入れてホテルに戻りました。
ホテルをチェックアウトし、来たとき同様バスで空港に向かいます。ウィーンでの1週間はあっという間に過ぎてしまいました。
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